6月18日に愛知県立劇場で演奏させていただいたグリーグのピアノ協奏曲。
中部フィルハーモニー管弦楽団では北欧シリーズを行っていて、オール北欧プログラムでした。秋山和慶先生の指揮、オーケストラから紡がれるグリーグの抒情小曲集は、深みがあって、ピアノソロで弾くとついシンプルになりがちな抒情小曲集が見事な奥行きで表現されていて大変感銘を受けました。後半のシベリウス4番では、マーラーを感じさせるような不可思議な世界観が、やはり緻密に表現されていて、聴衆の皆様も興味深く聴き入っているように見えました。日本のプロオーケストラで初めてお招きいただき演奏させていただいたグリーグの協奏曲、全身全霊で演奏させていただきました。この素晴らしい機会をいただけて本当に幸せでした。
裏で録音作業に勤しんでくださっていた、長江さん(右から2番目)はじめとする録音スタッフの皆様。
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